清輝楼は、江戸・明治・昭和…と、まるでタイムスリップしたような懐かしい日本の文化を体感できる古き良き時代の心地よい空間です。
清輝楼の建物は「国登録有形文化財」に登録されており、その時代の名工の技は圧巻です。昔より文人墨客が度々訪れ、館内には彼らの芸術作品が展示されており、建物も館内もすべてまるごとが小さなちいさな美術館なのです。
これらのものが清輝楼に伝わってきたのは、宮津に高い文化水準があったためです。皆様に少しでも「宮津の素晴らしさ、日本の素晴らしさ」を感じていただければと考えております。
創業元禄年間(1600年代末)の清輝楼は、古来より多くの文人墨客に愛され続けてまいりました。
江戸時代においては、土佐派・円山派・狩野派ら京都の様々な絵師達が訪れ、近代にいたっては野口雨情・菊池寛・吉川英治・河東碧悟桐など多くの作家・詩人達が幾度となく来館。数多くの襖絵や名書、詩歌などを遺していったのです。
その彼らの息吹を、是非皆様に感じて頂きたいと言う館主の想いから、館内を「小さなちいさな美術館」とさせていただいております。
床の間、書院、欄間…その造作。意匠の一つ一つに伝統と技が光る日本建築。美しい日本庭園の静寂が心地よい空間と合間って旅の疲れを癒してくれます。しばし眺めながら文人墨客になった気分でおくつろぎ下さい。
明治時代の建造物・珍しい格天井の大広間。この大広間は格子の格天井、大床柱、違い棚など当時の建築の粋をつくしたもので、圧巻です。
鈴木百年が一年を通して季節を描いた12枚の襖絵や、書の道で大変有名な無外和尚の書など素晴らしい作品の数々をお楽しみいただけます。
ご夕食はこちらでご提供いたします。
※ご宿泊人数により変わる場合がございます。
昼膳・夕膳やご朝食はこちらでお召し上がりいただきます。民芸調の造り。古九谷焼きの大皿など古い陶器が並んでいます。
浴場はとてもレトロなお風呂です。
1階フロント横にございます。スタッフおすすめの品をぜひ旅のお土産としてお買い求めください。
清輝楼ではお客様の安全安心を最優先に考え、様々な感染症対策を講じていますが、その一端をお伝えします。業界団体のガイドラインに従い、様々な対策をとっておりますので、安心してお越しくださいませ。